2015年8月5日水曜日

質問というより

ちょっと楽をさせていただきたく投稿します

今、『素問疏証』の校正中なのです。その中で、

>『素問紹識』にいう
>『太平御覧』に此の一弾を挙げ、併せて注語の有るに…

とあったのですが、僕の手許の『素問紹識』にありません。『素問識』『素問攷注』にもありませんでした。
もしかしたら喜多村チョッカンの『素問講義』にないかともおもいましたが、手許にないのでお手上げです。

『素問』四気調神大論第二の、夏三月の蕃秀という言葉についての箇所です

鶯谷は遠いのでお助けください。

migu

8 件のコメント:

  1. なぜ,著者に問い合わせないのでしょうか?
    また,ここで質問するのなら,『素問疏証』とは,どういう本で,具体的に引用されている文章全部を載せないと,質問に応じようとする者にとっても,答えることができないのではないでしょうか?
    事実,日本内経医学会の会員から,『素問疏証』という本はどういう本か,という問い合わせが,わたくしにあるくらいですから。

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  2. 冗談無しに恥ずかしながら『素問疏証』なんて知らないけど,『素問紹識』には「夏三月 太平御覧、舉此一段、併有注語、或疑是全氏所解」云々と有ります,ってつまり『定本 素問紹識』には有ります。むかし,内経の有志が整理した,多紀元堅が晩年まで筆を休めることなく書きついでいた書には有ります。そうか,もう内経の中堅も持ってないのか。せっかく発見し整理し出版しても,大量に出版しなければ,大勢に影響無しということか。

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  3. また,「僕の手許の『素問紹識』」というのは,いったいどういう本なのか?
    筆記者は誰か,所蔵されていたところは,どこか?
    個人的に購入した写本なのか?それともオリエント出版社の影印のことなのか?
    それが具体的に分からないと,議論の端緒にならないのではないかと思量します。
    ともかく,著者に問い合わせれば,自分が使っている『素問紹識』は,これだ,と答えてくれるのではと,思いますが。
    著者に訊けない事情があるのなら,別かもしれませんが。

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  4. コメントするタイミングの問題か,二重になってしまったので,片方は削除しました。
    疏証の著者も,せっかく注をつけるなら,従来の『素問紹識』じゃなくて,新発見の懐徳堂に在る最終稿(による内経で出した定本)と言っておいてくれれば良いのに。まあ,宣伝してもらってももう売り物が無いんだろうけど。アマゾンとかにも出てきてないみたい。どこかの別のオークションで五〇〇円で落とした人がいるみたい。賢いねえ。

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    1. 言い間違えました。今は,大阪大学附属図書館に所蔵されているはず。もと懐徳堂に在った自筆稿本です。1996年10月に,日本伝統鍼灸学会(日本経絡学会を改称)第24回学術大会で報告してます。ほとんど何の影響も与え得なかった,ということですか。

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  5. ありがとうございました

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  6. 『素問疏証』とは,どういう本か。恥ずかしながら『素問疏証』なんて知らないと,思ったけれど,多分あれだろうと思いついて調べたら,やっぱりそうでした。まあ,これはそんなに問題でもない。で,具体的に引用されている文章全部を載せないと,と言われても,そこの「原文」が「『素問紹識』にいう 『太平御覧』に此の一段を挙げ、併せて注語の有るに……」なんだから,まあしようが無い。「僕の手許の『素問紹識』」というのは,いったいどういう本なのか。これはちょっと……。そもそも『素問紹識』にもいろんなヴァージョンが有りそうなことは,知っているべきだし,想定すべきことでしょう。
    一番の問題は,楽しようと思ったのは兎も角として,気楽に談話室を使用するのは憚られるになってもらっては困る,ということ。ただ,訊きかたが拙ければ(技術的なことですよ)叱責されるのは覚悟の上,であってほしい。簡単にめげたり,開き直ったりはしないでほしい。
    なぜ,著者に問い合わせないか,著者に訊けない事情があるのか。まあ,あの著者は連絡がつきにくい。それはまあ談話室に問うて応えてもらったほうが,うんと早い。そういう使い方を咎める必要は無いと思う。ただし,訊き方が下手だと,応じようとするものも少なかろうし,気づいてもらうのに時間がかかるかも知れない。

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  7. ご指摘、ありがとうございました。
    オリエント影印にはないけれども、懐徳堂自筆稿本に該当する書き込みがあるということですね。
    ありがとうございました。これで校正作業がまた進められます。

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