2018年10月29日月曜日

妙鍼流兪經偶人圖 序

                                            武田杏雨書屋所蔵所藏(杏六四八三)
                                                  臨床実践鍼灸流儀書集成3所収

    一妙鍼流十四經絡序
宮田氏先生拾有五年而志于鍼道習妙鍼流
於松澤氏淨室一家骨髓傳々秘密至末期之
一句悉令傳授先生之於妙鍼流無雙矣松澤
氏門流凡數百人撰器量免之第子漸限於三
人至嫡子羪室於門下免之第子一人父子教
鍼中凡四人也然印可免之相傳先生而已矣
假令雖末第勵識妙鍼流眞九牛之一毛蒼海
一粟耳

    【訓み下し】
    一妙鍼流十四經絡の序
宮田氏先生、拾有五年にして、鍼道に志す。妙鍼流を松澤氏淨室に習う。一家の骨髓傳々の秘密、末(まつ)期(ご)の一句に至るまで、悉く先生の妙鍼流を傳授せしめ、雙(なら)ぶもの無し。松澤氏門流、凡そ數百人。器量を撰(えら)み、免(ゆる)しの第子漸く三人を限(くぎ)り、嫡子羪室、門下に至って、免しの第子一人父子、鍼中を凡そ四人に教うるなり。然れども印可免しの相傳、先生のみ。假令(たとい)末第 妙鍼流を勵(はげ)み識(し)ると雖も、眞(まこと)に九牛の一毛、蒼海の一粟のみ。

    【注釋】
    一妙鍼流十四經絡序
○宮田氏:宮田友閑。 ○先生 ○拾有五年而志于鍼道:『論語』為政第二「吾十有五而志于學、三十而立」。 ○習妙鍼流於 ○松澤氏淨室一家 ○骨髓:精華・核心の比喩。 ○傳々:ずっと伝えられてきた。 ○秘密至 ○末期:最後。 ○之一句悉令傳授先生之於妙鍼流無雙矣松澤氏門流凡數百人撰器量免之 ○第子:「弟子」におなじ。 ○漸:しだいに。 ○限於三人至嫡子 ○羪:「養」の異体字。 ○室於門下免之第子一人父子教 ○鍼中: ○凡四人也然印可免之相傳先生而已矣假令雖 ○末第:末等。低い地位。謙遜語。 ○勵識妙鍼流眞 ○九牛之一毛:多数ある牛の一本の毛。多数ある中の極少の部分。 ○蒼海一粟:滄海一粟。蘇軾『前赤壁賦』から。大海原に浮かぶ一粒の粟(あわ)。微小なもののたとえ。ほんの少しのもの。 ○耳:~にすぎない。

2018年10月25日木曜日

『鍼灸極秘抄』 自序

        (以下は和文である。読みやすさを考慮して、カタカナをひらがなにし、ルビをつけ、原文にない濁点・句読点を打つ。漢字は旧字体で統一する。)

斯(この)一卷は、昔慶長年間、甲斐の國の良醫、長田德本と云(いう)人(原注:梅花無盡藏の作者也(なり))、朝鮮國の醫官、金德邦と云(いう)人より授(さずか)りし術なり。其(その)後、田中知新にさづけてより傳(つたえ)來(きた)りて、其(その)家々に秘して、傳(つたう)るに口受を以てし、或(あるい)は其(その)門に入(い)るといへども、切紙を以て授(さずけ)て、全備する人、稀(まれ)なり。吾(われ)、京師遊學の頃、術を大坂の原泰庵先生に學びて、兩端を叩く。其(その)後、毎々試(こころみる)に寔(まこと)に死を活(いか)すことしばしば也(なり)。予、思
    ウラ
ふに、金も山に藏(かく)し珠も淵に沈め置(おく)は、何の益かあらん。矧(いわん)や醫術は天下の民命にかかるものなり。是(これ)を家に朽(くち)さんこと、醫を業とする者の道に非(あら)ず、と。此(この)故に傳受口訣の條々、一事も遺(のこ)さず書(かき)あらはして、世に公(おおやけ)にする者なり。能(よく)此(この)書に心をひそめば、簡にして得(う)る處(ところ)、大なるべし。世の術に志(こころざ)す人々、此(この)法を以て弘く世に施さば、予が本懷なり。
        陸奥福島  木邨太仲元貞書

    【注釋】
○慶長:一五九六年一〇月二七日~一六一五年七月一三日。 ○甲斐:いま山梨県あたり。 ○田中知新:『鍼灸流儀書集成』十に『田中知新流鍼灸秘伝』をおさめる。柳谷素霊は、『田中知新流鍼灸秘伝』の内容解説において、『鍼治秘伝書』(本書の異本)との「内容ノ差異大デアル」という。 ○口受:『大辞林』第三版の解説:くじゅ。学問・技術などを口頭で教えられること。口(く)授(じゆ)を受けること。こうじゅ。 ○切紙:『大辞林』第三版の解説:きりかみ〔「きりがみ」とも〕〔「切紙免(めん)許(きよ)」の略〕 芸能・武芸などで、最初のゆるし。初等の免許状。切り紙に書きつけたのでいう。 ○原泰庵:未調査。 ○兩端を叩く:『大辞林』第三版の解説:〔論語 子罕〕事の始終・本末を究め尽くす。 ○毎々:いつも。毎回。その度ごと。 ○死を活す:写本『鍼治秘伝書』は「死を活する」につくる。 ○金も山に藏し珠も淵に沈め置:『莊子』天地「藏金於山、藏珠於淵」から。黄金を山に、真珠を淵に、本来あるべきところにおく。 ○此故に:『鍼治秘伝書』は「コヽヲ以」につくる。 ○書あらはして:『鍼治秘伝書』は「著撰シテ」につくる。 ○能:『鍼治秘伝書』は「能々」につくる。 ○心をひそめ:「潛心」を和読したことば。物事にこころを集中する。 ○簡にして:『鍼治秘伝書』は「事間ニシテ」につくる。 ○世の術に:『鍼治秘伝書』は「世の鍼術に」につくる。 ○本懷なり:『鍼治秘伝書』にはこのあとに改行して、「此書老親石場翁ノ壯年ニ大膳大夫亮説先生ニ受ルノ書ナリ先生ハ翁ノ經絡ノ師ナリトス此書ヤ鄙語ニ近シト雖モ掌中ノ手本ナリ」がある。

『鍼灸極秘抄』叙(二)

    叙(二)
凡物博則多方皆宜而及
其臨機事煩易惑約則精
一必中而至其應變技窮
受敗物無兼美誰昔然博
而能約是其難哉余鄕木
    ウラ
子慎覃精於鍼灸嘗試術
於平安數年所經驗亦多
矣本有所傳之書今修次
其書緣飾以己意錄爲一
小冊公之世病症悉列輸
  二ウラ
穴明備便於懷袖易於檢
閲可得約而不失博矣若
夫其所受授有淵源最爲
可珍寶詳于台州先生序
中茲不復贅矣安永戊戌
題於平安
        東奥 滕晁明

    【訓み下し】
凡そ物は、博なれば則ち多方にして皆な宜(よろ)し。而(しか)るに其の機に臨むに及んでは、事煩わしくて惑い易し。約なれば則ち精一にして必ず中(あ)たる。而るに其の變に應ずるに至っては、技窮まりて敗を受く。物に兼美無し。誰昔(むかし)より然り。博にして能く約、是れ其れ難きかな。余が鄕の木
    ウラ
子慎 鍼灸に覃精なり。嘗て術を平安に試みること數年、經驗する所亦た多し。本(もと)より傳うる所の書有り。今ま其の書を修次し、緣飾するに己が意を以てし、錄して一小冊と爲し、之を世に公(おおやけ)にす。病症悉く列(つら)なり、輸
  二ウラ
穴明らかに備わる。懷袖に便あり、檢閲に易し。約を得(う)可くして、博を失せず。若(も)し夫(そ)れ其の受授する所、淵源有りて、最も珍寶とす可きと爲すは、台州先生の序中に詳(くわ)し。茲(ここ)に復た贅せず。安永戊戌 平安に題す。
        東奥 滕晁明

    【注釋】
凡物 ○博:広大。衆多。 ○則 ○多方:種々の方法がある。 ○皆宜而及其臨機事煩易惑 ○約:簡要。精練。 ○則 ○精一:まじりけがなく単一。 ○必中而至其 ○應變:ものの変化に対応する。臨機応変。 ○技窮受敗物無 ○兼美:兼ね備えている。揃っている。 ○誰昔然:むかしからそうだった。「誰」は発語のことば。無義。『詩經』陳風・墓門「知而不已、誰昔然矣」。孔穎達疏引郭璞曰「誰、發語辭」。朱熹集傳「誰昔、昔也、猶言疇昔也」。  ○博而能約是其難哉 ○余鄕:我が郷土の。わたくしと同郷の。この叙を書いている滕晁明は東奥のひとで、木村は福島のひとなので、同じ陸奥(みちのく)國のひとということであろう。 ○木
    ウラ
○子慎:木村氏の呼称の一と解しておく。 ○覃精:「覃」は、ふかい、およぶ。研深覃精。学問研究が精しく深く、大変優れている。 ○於鍼灸嘗試術於 ○平安:京都。 ○數年:長年。多年。 ○所 ○經驗:経験。効果があったこと。 ○亦多矣 ○本:もともとから。 ○有所傳之書今 ○修次:整える。編修する。編次する。 ○其書 ○緣飾:文飾。文章・語句を修飾する。 ○以 ○己意:個人の見解。 ○錄爲一小冊公之世病症悉 ○列:陳列する。排列する。ならぶ。 ○輸
  二ウラ
穴 ○明備: 明確に完備する。 ○便於:便利である。 ○懷袖:ふところとそで(にしまい入れる)。 ○易於:~しやすい。 ○檢閲:調べる。 ○可得約而不失博矣 ○若夫:~については、関しては。「夫(か)の~の若きは」とも訓む。 ○其所受授有淵源最爲可珍寶詳于台州先生序中茲 ○不復贅:無駄(贅言)なので繰り返さない。 ○矣安永戊戌題於平安 ○東奥:いま青森あたり。 ○滕晁明:未詳。印形には「朝明」「子光」とある。「晁」は「朝」の古字。「滕」は、おそらく加藤・江藤などの「藤」。

2018年10月22日月曜日

『鍼灸極秘抄』叙(一)

      『鍼灸医学典籍大系』第十三巻は扉にしたがい、書名を「鍼灸極秘傳」とする。
      『臨床実践鍼灸流儀書集成』十は版心にしたがい、書名を「鍼灸極秘抄」とする。

河賢治者、爲余言、我聞之故
老、德本之治病、不待制齊、刺
輸取絡而濟、恒居多也、余讀
梅花方、而可異焉、齊和脉胗、
以至灸灼、諄々説之、無行言
  ウラ
以渉乎鍼也、後遇木太仲負
笈詢業於余、觀其所爲、鍼術
之巧、屢見奇效、因叩其所
傳、乃探其囊中、取一小冊
視之、則德本鍼家書也、讀之、
    二オモテ
取病之法、輸撮其樞要、刺審
其淺深、區病證、著禁數、至
于運手之妙、氣息之應、悉
不遺其秘薀、其言簡而易記、
約而易行、經云、知其要者、一
  二ウラ
言而終、苟非實驗乎、安能拔
粹若此之精者邪、翁之於鍼
術、河生之言、果不誣也、梅花方
之不無及焉、瞭然氷釋矣、然此
書累傳之久、錯置亥豕、紛廁不
  三オモテ
一、太仲隨是正之、旁散其餘緒、
猶之披雲霧覩青天也、何其
愉快哉、今欲上木而與同好共
之、取正於余、書其略以歸之、
太仲名元貞、陸奥人也、河賢治
  三ウラ
信濃人、翁之外戚之裔也、
安永戊戌春
     台州源元凱識

    【訓み下し】
河賢治なる者、余の爲に言う。我 之を故老に聞く。德本の治病、齊を制するを待たず、輸を刺し絡を取りて濟(すく)ふこと、恒に多きに居るなり、と。余 梅花方を讀みて、焉(これ)を異とす可し。齊和脉胗、以て灸灼に至り、諄々として之を説くも、行言
  ウラ
以て鍼に渉ること無きなり。後に木太仲の笈を負いて業を余に詢(と)うに遇う。其の爲す所を觀るに、鍼術の巧、屢(しば)々(しば)奇效を見(あら)わす。因って其の傳うる所を叩(たた)けば、乃ち其の囊中を探り、一小冊を取り之を視しむ。則ち德本の鍼家の書なり。之を讀むに、
    二オモテ
病を取る法、輸は其の樞要を撮り、刺は其の淺深を審らかにし、病證を區(わ)け、禁數を著わす。運手の妙、氣息の應に至っては、悉く其の秘薀を遺(のこ)さず。其の言 簡にして記し易く、約にして行ない易し。經に云う、其の要を知る者は、一
  二ウラ
言にして終わる、と。苟(いやしく)も實驗に非ずんば、安(いづ)くんぞ能く拔粹 此(かく)の若(ごと)くの精なる者あらんや。翁の鍼術に於ける、河生の言、果たして誣(し)いざるなり。梅花方の焉(これ)に及ぶこと無きこと、瞭然として氷釋す。然れども此の書 傳を累(かさ)ぬること之れ久しく、錯置亥豕、紛(まぎ)れ廁(ま)じること
  三オモテ
一ならず。太仲 是(ぜ)に隨って之を正し、旁(かたわ)ら其の餘緒を散らす。猶お之れ雲霧を披いて青天を覩(み)るがごときなり。何ぞ其れ愉快ならんや。今ま上木して同好と之を共にし、正を余に取らんと欲す。其の略を書して以て之を歸(かえ)す。太仲、名は元貞、陸奥の人なり。河賢治、
  三ウラ
信濃の人、翁の外戚の裔(すえ)なり。
安永戊戌の春
     台州源元凱識(しる)す。

    【注釋】
河賢治者、爲余言、我聞之故老、 ○德本:長田德本。木邨太仲の自序によれば、甲斐国の良医。『梅花無尽蔵』の作者。後文の自序を参照。 ○之治病、不待制 ○齊:「劑」に通ず。 ○刺輸取絡而 ○濟:救助する。 ○恒 ○居多:多数を占める。 ○也、余讀 ○梅花方:『梅花無尽蔵』。国立国会図書館デジタルコレクションにて活字本が閲覧可能。 ○而可異焉 ○齊和:薬物の量から引伸して処方のことを言っていると思われる。『漢書』藝文志「度箴石湯火所施、調百藥齊和之所宜」。 ○脉胗:「脈診」におなじ。 ○以至灸灼:たとえば、『梅花無尽蔵』瘧病門の末の勘辨に「灸ハ九椎章門或ハ十一十四椎モヨシ」とある。 ○諄々:叮嚀に心を込めて教えるさま。 ○説之、無行言
  ウラ
以渉乎鍼也、後遇 ○木太仲:木邨太仲(元貞)。「木」は「木邨(村)」を漢文風にしたもの。修姓という。 ○負笈:書箱を背負う。他郷に出て学問することの比喩。 ○詢業:意見を求める。 ○於余、觀其所爲、鍼術之巧、屢見奇效、因 ○叩:質問する。「問う」意味でも、「たたく」とも訓(よ)む。『論語』子罕「我叩其两端而竭焉」。 ○其所傳、乃探其囊中、取一小冊視之、則德本鍼家書也、讀之、
    二オモテ
取病之法、輸撮其樞要、刺審其淺深、 ○區:分別する。区別する。 ○病證、著 ○禁數:禁忌のことか。 ○至于運手之妙、氣息之應、悉不遺其 ○秘薀:「秘蘊」におなじ。奥義。 ○其言簡而易記、約而易行、 ○經云:『靈樞』九針十二原(01)「知其要者、一言而終。不知其要、流散無窮」。 ○知其要者、一
  二ウラ
言而終、 ○苟非:もし~でなければ。 ○實驗:実地にためす。 ○乎、 ○安能:どうして~できようか(反語)。 ○拔粹:「拔萃」におなじ。要所を抜き出す。 ○若此之精者邪、翁之於鍼術、 ○河生:河賢治。「生」は人を呼称することば。 ○之言、果 ○不誣:いつわりではない。 ○也、梅花方之不無及焉、 ○瞭然:はっきりと。一目瞭然。 ○氷釋:氷が溶けてなくなるように、完全に疑いが解けた。 ○矣、然此書累傳之久、 ○錯置:場所の置き間違い。 ○亥豕:文字の書き間違い。『呂氏春秋』慎行論・察傳「有讀『史記』者曰、晉師三豕涉河。子夏曰、非也、是己亥也。夫己與三相似、豕與亥相似(非なり、是れ己亥なり。夫れ己と三とは相い近し、豕と亥とは相い似たり)」。字形の似た漢字の誤りを「魯魚亥豕」という。 ○紛廁:入り混じる。入り乱れる。 ○不
  三オモテ
一、太仲隨是正之、旁 ○散:ひとまず「散」字とする。「落」字にも似る。 ○其 ○餘緒:あまり。余計なもの。 ○猶之 ○披雲霧覩青天:障礙がのぞかれて、ものごとがはっきり見えることの比喩。南朝宋・劉義慶『世說新語』賞譽「此人、人之水鏡也、見之若披雲霧睹青天」。 ○也、何其愉快哉、今欲 ○上木:出版する。 ○而與 ○同好:志趣を同じくするひと。 ○共之、 ○取正:典範とする。ここでは、「序文」を求めたことを言うのであろう。 ○於余、書其略以歸之、太仲名元貞、陸奥人也、河賢治
  三ウラ
信濃人、翁之 ○外戚:母や妻の親族。 ○之裔也、 ○安永戊戌:安永七年(一七七八年)。 ○春 ○台州源元凱:荻野元凱。デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説:一七三七~一八〇六 江戸時代中期~後期の医師。奥村良筑にまなぶ。朝廷の医官として寛政六年皇子を診療し典薬大(たい)允(じよう)となる。幕府にまねかれ、のち朝廷の尚(しよう)薬(やく)に任じられた。蘭方ももちい漢蘭折衷家といわれた。文化三年死去。七〇歳。加賀(石川県)出身。字(あざな)は子元。通称は左仲。号は台州、鳩峰。著作に「吐法編」「刺絡編」など。 ○識

2018年10月21日日曜日

2018.10.21 粗読講座 (天年)担当:大八木


女性は7の倍数、男性は8の倍数:
『黄帝鍼経講』(丸山先生)にて上古天真論や菅子、孔子家語にも同様のものがあり、興味をもった。(どれを参考にしたのか結論を出すのは難しいが、今後研究をすすめていきたい)
以前、東京科学博物館にて特別展展「人体」が行われていたが、その中で「骨の成長過程において、女性は14歳、男性は16歳で骨ができあがる」というのが話題になった。
7の倍数、8の倍数というのは観察から生まれた理論なのかも知れない。

三部三里:
皇帝の顔つきなど、面相の観察も興味深い。