2018年2月20日火曜日

粗読講座からのお知らせ

第3日曜日に有志で行われている「粗読」が6年ほど続いてきました。
今年の1月に一応の形で『素問』を読み終えましたので、2月からは『霊枢』を読み始めることになりました。

内々で初学者たちが自由に話し合える貴重な場ですが、その場で出たちょっとした結論めいたものでしたり、問題点などが、意外と面白い視点だったりします。
それらを自分たちの頭の中だけで消化しきれず放置しておくのはもったいないということで、投稿しやすい談話室で、実験的にではありますが披露させていただこうということになりました。

タイトルには読んだ篇名と担当者を記し、基本的には担当した人が米谷さんのアカウントを借りてその場で書き込むようになります。
あまりにも突拍子もない書き込みになることもあるかもしれませんが、上記の事情を考慮していただき、温かい目で返信などいただければ幸いです。

こみやま

2018年2月18日日曜日

2018.2.18粗読講座記録(『霊枢』本神)担当:土山絵里佳

全体では

前半・・・陰陽バランスの崩れ(「神」→「鬼神」…易からきた概念)→精神活動に影響

後半・・・五臓との関連。しかし冠にある五臓は無視したい。


わからん!

・怵惕思慮は「怵惕と思慮」?「怵惕を思慮」?

・動中?


発見

・「天之在我者.徳也.地之在我者.氣也.」の「之」は「ゆく」。天に向かって風のように流れるのが「德」、地に向かって薄まるのが「気」

・「心」(こころ)は物を処置する所で、心で思ったものが「意」。「意」を保ち続けること、またはその高さによるものが「志」。その志が変わってしまったことで考えることが「思」。その思を一歩下がって検討することが「慮」。その慮の是非を決断するのが「智」である。

・仏教の流れをくんでいる?