日本内經醫學會談話室
2018年5月20日日曜日
2018.5.20粗読講座(『霊枢』経脈第十、経別第十一の経脈流注部分以外)担当:米谷
・禁服篇とのつながりはよくわからない
・「気絶」は、「是動」「所生」に加わる第三の病症か、その由来は?
・経脈篇の経脈部分と絡脈部分は執筆者が違う?
・「魚」に絡脈は「散」じている。流注において「散」も診断上重要かもしれない。
・経別「粗之所過、上之所息」の「過」と「息」は、対比関係なので、「過」は「やり過ごす」、「息」は「立ち止まる」ではないか
・流注部分の陰に隠れてしまいがちだが、経脈の歴史を探るうえで重要な部分ではないか
2018年5月14日月曜日
とりあえず揣
『漢語大辞典』に拠ればですが、揣には chuaiという音で估量、忖度、放在衣服裏といった義があり、tuanという音で古くは團と同じで聚集の様子あるいは捶撃の義があります。
ところで耑を声符とすると思われる漢字には端や瑞などがあり、『説文』を見ると確かに耑声と載っている。ところが端はduan、 瑞は ruiです。どうしたことでしょう。
ちなみに耑はduan、zhuan。
耑の上部の山は小篆では右に傾き、楚系の文字では山は横向きでヨ、どのみち手の象形。下の而は頬ひげらしい。
新しい投稿
前の投稿
ホーム
登録:
投稿 (Atom)