2015年5月8日金曜日

『 銅人腧穴鍼灸圖經』序に出てくる「式」

『 銅人腧穴鍼灸圖經』序:「復令創鑄銅人爲式」。
また銅人を鋳造して,模範とさせた。
式:式樣(樣子、形狀)。範式。
模範:もとの意味は木製の模型。

『後漢書』馬援列傳:
援……乃鑄為馬式(李賢注:式,法也。)法:範式。
馬援は……そこで鋳造して「馬式」を製作した。

……孝武皇帝時,善相馬者東門京鑄作銅馬法獻之(注:東門,姓也;京,名也)。
……孝武皇帝(武帝)の時,善く馬を相する(鑑別する)者で東門京というひとが,鋳造して「銅馬法」を作り,献上した。

……有詔置於宣德殿下,以為名馬式焉。
……詔勅により宣德殿下にその模型を設置し,「名馬式」といった。

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