2016年7月28日木曜日

『鍼灸甲乙経』の日本語全訳本が出版された。

『完訳 鍼灸甲乙経(上・下巻)』。訳されたのは、森ノ宮医療学園の卒業生。
そのまえがきや『甲乙経』序にある「明堂」には、「みんどう」とふりがながふってある。
関西では、「みんどう」と発音するのが、一般的なのかもしれない。
「鍼経」は「しんきょう」。「内経」は「だいきょう」。「伊尹」は「いい」。「四時」も、現代風で「しじ」。
『甲乙経』序「華佗性惡矜技、終以戮死」を「華陀はショーワルで技をほこり……」ではなく、
「あの華陀は技術を誇ることを嫌い、ついには殺されてしまった」と、華陀を善人として訳している。

2 件のコメント:

  1. 『後漢書』巻82下・方術列伝第72下:為人性悪,難得意,且耻以医見業。

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  2. 会として、一冊有ったほうが良いかと思いますが、どうも、その必要がないようですね。

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