2013年10月22日火曜日

大修館『中国文化大事典』2013年

医学関連の項目は、小曽戸洋先生や林克先生等が執筆されている。

「鍼灸」の項目に、「皇甫謐が『素問』・『鍼経』・『明堂孔穴』の3書を撰した『甲乙経』」というくだりがある(筆者は、浦山きか先生)。

いわゆる「明堂経」の書名については、『甲乙経』の序をどう句切るかで、説がわかれる。
中国での通説である『明堂孔穴針灸治要』、黄龍祥先生も支持する谷田伸治氏の『明堂』、それから『明堂孔穴』の3説がおもなものであろう(詳細は、谷田伸治氏「『甲乙経』を構成する三部とはなにか」、『漢方の臨床』、三六巻一号(1989年)を参照)。
最近、この書名について発言しているのは、浦山久嗣先生で、『明堂孔穴』説。

ちなみに、
*前田育徳会尊経閣文庫の重要文化財『黄帝内経明堂』巻一にある序文は、以下でよむことができる(もとは、日本内経医学会編『黄帝内経明堂』北里研究所東洋医学総合研究所医史学研究部刊行)。
*http://aeam.umin.ac.jp/medemiru/no3/meido-jo.PDF

ネット上ではフォントの関係か、以下の文字が欠けるが、ダウンロードすれば表示される(と思う)。

2頁:(神)明
   (神)化
3頁:形(神)
   (教)興
4頁:取(諸)

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