2017年7月29日土曜日

仮名読十四経治方 〔翻字〕01

底本:国会図書館蔵本
文化六年刊 津山彪著
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2605829?tocOpened=1
凡例:
・よみやすさを優先させ、適宜、句読点をふやしたが、一部へらしたところもある。
・原則として常用漢字をもちいる。
・ふりながを()内に入れるが、一部省略する。
・ふりがなは、原文によらず、おおむね現代仮名遣いとする(わうと→おうと)が、一部、そのままとした。
・左右にふりがながある場合は、(右フリガナ/左ふりがな)の形とする。
・〔〕内は補註。
・未校正。不審な点があれば、画像でご確認ください。
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〔表紙〕
文化己巳新刻
両点ひらかな附/骨度正誤図説入
此書(このしょ)は十四経の諸穴に療治をほどこすとき、鍼に深浅の法、灸に多少の法あることをくはしく〔詳しく〕平かなにて書(かき)しるし、諸病を治(ぢ)することをしらしむ〔知らしむ〕。

鍼灸仮名読(かなよみ)十四経(けい)治方(ぢほう)

東都 甘泉堂蔵

2017年7月27日木曜日

清儒《黃帝內經》小學研究叢書

http://www.toho-shoten.co.jp/toho-web/search/simple?keyword=%e6%b8%85%e5%84%92%e3%80%8a%e9%bb%83%e5%b8%9d%e5%85%a7%e7%b6%93%e3%80%8b%e5%b0%8f%e5%ad%b8%e7%a0%94%e7%a9%b6%e5%8f%a2%e6%9b%b8&bookType=ch&orderType=0&offset=0¤t=0
錢超塵先生,いまだにご健在。
みな,オリエント出版社本なみの値段。
思い起こせば,1980年代,和刻本は高くて手が届かなかった。
大陸本で千円以上するものは珍しかったと思う。
だから,いろいろ買った。たまたま,医古文基礎の時代だった。
それから,個人的にはずるずるつきあってきたけれど,
いまの本の値段をみたら,他人にはすすめられない。
まあ,すきなひとには,値段など問題ではないかも知れないが。

2017年7月22日土曜日

『庭訓徃來註』

http://repo.komazawa-u.ac.jp/opac/repository/all/36272/jsb011-09-hagihara.pdf

この本に、「難經・素問經・靈樞經・金亀經・甲乙經也」とあるそうですが、
「金亀經」とは、何でしょうか?  
医学書ではないようですが、『日本国見在書目録』にある「黄帝注金匱經十」と関係するものでしょうか?

萩原 義雄:『庭訓徃來註』にみる室町時代古辞書について(その17)十一月十二日・十一月日の往返状、語注解
http://ci.nii.ac.jp/naid/120005994567

2017年7月21日金曜日

はり

近世期絵入百科事典データベース

http://dbserver.nichibun.ac.jp/EHJ/index.html

これで「針」を検索すると、
http://dbserver.nichibun.ac.jp/EHJ/detail.html?id=591
針(しん):はり。鍼(しん)、箴(しん)、並同。
とある【訓蒙図彙】。

これによると、縫い針を「鍼」と表記することもおこなわれていたことがわかる。

ちなみに,『和漢三才圖繪』卷三十六・女工具でも,「縫鍼」で項目をたてている。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2596371?tocOpened=1
26コマ目
その説明文から『説文解字』をたどると,「縫,以鍼紩衣也(鍼を以て衣を紩〔ぬ〕う也)」とある。

ということで,「鍼」字は,医療専用の文字ではなかった。

2017年7月16日日曜日

靈樞經白話解

陳璧琉、鄭卓人合編。前言と「黄帝素問霊枢経叙」あり。
http://www.twwiki.com/wiki/%E3%80%8A%E9%9D%88%E6%A8%9E%E7%B6%93%E7%99%BD%E8%A9%B1%E8%A7%A3%E3%80%8B

王洪图『靈樞經白話解』
https://www.amazon.cn/%E9%BB%84%E5%B8%9D%E5%86%85%E7%BB%8F%E7%81%B5%E6%9E%A2%E7%99%BD%E8%AF%9D%E8%A7%A3-%E7%8E%8B%E6%B4%AA%E5%9B%BE/dp/B0011AL0Q6
これは,陳璧琉、鄭卓人合編のパクリ本です。
以下で,読めます。注釈の場所をしめす①②などがなかったりしますが。
http://www.tcm100.com/user/hdnjlsbhj/index.htm
なお陳璧琉、鄭卓人合編には【提要】はありません。

王洪图先生の靈樞講義 字幕付き
http://list.youku.com/albumlist/show/id_27763676.html?

2017年7月5日水曜日

『ナラティブ霊枢』

http://www.human-world.co.jp/newsitem.php?id=1328 
翻訳に際して、底本を人民衛生出版社の影印本の明代趙府居敬堂刊本としていますが、これを底本とした理由は?

名越:それしかないのでは? ほかの本もたぶん同じではないでしょうか?

2017年6月26日月曜日

尚賊人子

『漢方の臨床』2017年第6号に長野仁氏所蔵の張仲景像が掲載されている。
その賛の一部に「學之不精尚賊人子」とある。
これを解説者は、「これを学びて精(くは)しからざれば、尚ほ人子を賊(そこな)ふ」とよんでいる。
「人子」とは、「ひとのこ、こども」の意味である。大人はそこなわないのだろうか。
ここは「尚ほ賊人子」とよんだ方がいいのではなかろうか。
「賊人子」は「賊子」と同じで、「親を害するような不孝の子」(『大漢和辭典』)という意味ではないか。
「人」は四文字に合わせるために入れたのであり、上文の「可祖而述張仲景氏」の「而」と同じように、実質上の意味はないのではないか。
あるいは、『儒門事親』の序など、多くの医書に引用される「為人子者、不可不知醫」(こどもであるなら【親のために】医学を知ることは絶対必要である)が念頭にあって「人子」としたか。
「祖述すべきは張仲景であり、医学の学習に精を出さないのは親不孝である」という意味だとおもう。

2017年6月12日月曜日

京都の医史学会

日本医史学会の学術大会に,南京でお世話になった先生がたが,来日,参加されるということで,京都へ行ってきました。


第2日の11日(日)の午前中に,真柳さんを座長として:
沈澍農教授 :敦煌巻子医書の綴合
ロシヤとフランスに分蔵されている残片が,実は同一の巻子から分裂された二つの部分だったというお話。行幅、紙幅、書式、字形、筆跡がいずれもよく似る。また接合部の曲線もかなり一致する。その接合部分の内容は『素問』三部九候論に相当し,文意もよく通る。ただし,字句は微妙に異なる。『太素』とも微妙に異なる。そこがまたおもしろい。

王明強副教授:「元気」と「原気」考
元と原は,古来同じ発音で,もともとほぼ同義なのに,どうして元気と原気と,二つの書き方が有るのか。原気という書き方は,明以降に多い。おそらくは避諱のせいだろうというお話。
(王明強さんは,南京でいろいろお世話になって,最後の答礼宴にも参加いただけたうちの男性のほうです。)



王旭東さんの「影宋本『重広補注黄帝内経素問』版本諸問題について」は,事情はよくわかりませんが,取りやめになりました。

2017年6月5日月曜日

漢字の現在

日本の文字とUnicode

http://www.taishukan.co.jp/kokugo/webkoku/series003_04.html
http://www.taishukan.co.jp/kokugo/webkoku/series003_05.html
http://www.taishukan.co.jp/kokugo/webkoku/series003_06.html
http://www.taishukan.co.jp/kokugo/webkoku/series003_07.html
http://www.taishukan.co.jp/kokugo/webkoku/series003_08.html

2017年5月26日金曜日

『康煕字典』 しんにょうの点の数

漢字の現在:皇帝が書かせた手書きの『康煕字典』―後編

手書きに対して最も神経質な王朝となった清代においてさえも、しんにょうの点の数など、「どちらでもよかった」のである。

http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/wp/2017/05/15/%E6%BC%A2%E5%AD%97%E3%81%AE%E7%8F%BE%E5%9C%A8%EF%BC%9A%E7%9A%87%E5%B8%9D%E3%81%8C%E6%9B%B8%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%81%9F%E6%89%8B%E6%9B%B8%E3%81%8D%E3%81%AE%E5%BA%B7%E7%85%95%E5%AD%97%E5%85%B82/