2012年7月20日金曜日

『醫説』鍼灸32 灸蛇毒

朝野僉載記‥毒蛇所傷、用艾灸、當齧處灸之、引去毒氣、即差。其餘惡虫所螫、馬汗入瘡、用之亦效。

  【倭讀】
『朝野僉載』に記す。毒蛇の傷る所(に傷らるる所)に艾灸を用う。當に齧む處に(齧む處に當て)之れを灸すれば、毒氣を引き去り、即ち差(い)ゆ。其の餘 惡虫の螫(さ)す所と、馬汗の瘡に入るに、之れを用いるも亦た效あり、と。

  【注釋】
○朝野僉載:唐の張鷟の撰。現行本には見えないが、『蘇沈良方』卷七にもほぼ同文が「朝野僉載記」として見え、「艾灸」を「艾炷」につくる。「差」を「瘥」につくる。
○毒蛇:兩頰具有毒腺的蛇。毒腺由上頷脣腺所形成,有管子和上顎的長牙相通,而將毒液由毒腺經由管子,注入被咬動物的皮下。未經救治,可以致死。
○所:虛字。置在動詞前,暗示動作達到的事物。與「為」或「被」合用,表示被動的意思。
○傷:受傷、使受傷。
○當:適合、相稱。面對、對著。值、正值。
○齧:啃、咬。
○引去:離去;引退。
○毒氣:瘴癘之氣。
○即:就,便。立刻。
○差:病癒。通「瘥」。
○餘:其他的。
○惡:不善的、壞的。
○虫:蟲。昆蟲的總稱。
○螫:含有毒腺的蛇、蟲等用牙或針鉤刺人畜。
○馬汗入瘡:『聖済総録』卷一百四十八:馬汗入瘡。論曰:諸瘡未愈而為馬汗淹漬者,令人身體壯熱,疼痛焮腫,毒氣淫溢,則嘔逆悶亂,傳入腹中,亦能殺人。/治馬汗入瘡腫痛方……馬鞭梢(燒灰)。/…… 治馬汗入瘡疼痛方。雞毛。/治馬汗入瘡,毒氣攻腫痛方。馬鞭(上手執處皮燒灰) /治馬汗入瘡腫痛方、醇酒……/治馬汗入瘡方。新汲冷水…… 治馬汗入瘡,遍身毒氣攻方。莧菜……」
『普濟方』卷二百七十七「馬汗入瘡。夫諸瘡未愈、而為馬汗淹漬、或馬尾垢、及馬屎尿、及坐馬皮韉、並有毒、令人身體壯熱、疼痛焮腫、毒氣淫溢、則嘔逆悶亂、傳入腸、亦能殺人」という。
○用之亦效:灸を用いて、やはり効果がある。

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