初版発行から五年、カラーになって、所謂「読み下し文」の外に(意訳ではなく)「現代文読み下し」を加えてと、理解しやすく親しみやすくと工夫をこらしてあります。
だからといって、内容的には、世上によく見かけるハンドブックとは別種の、相当なレベルに在るものです。
だから今回は、「出たよ!」というだけの案内です。
こんなに凄いとか、こんなところが画期的とかいう紹介は、時を改めて、書き手を選んで、ということで……。
圖説『難經』 易經と難經
2012年3月14日 改訂新版第1刷 発行
発行所 有限会社 宝栄企画 ℡043-273-1221
定価 ¥4,515(税込)
この本の見方(凡例)に、
返信削除>『難経』は一般にいわれているような「五行論」ではなく「陰陽論」を基礎とした論理書であり、全文に「陰陽論」が展開されています。
とあります。
拙も、長年にわたって『難経』を敬遠(嫌悪じゃない)してきたけれど、思い直して紐解いて、同様に「陰陽論では?」という感想(未だ理解とは言いがたい)を抱いてました。
やっぱりそうなんだ!です。
お勧めします。
そういえば、「献本のご連絡」の末に、「ご紹介いただいた方には、1割引で頒布させていただく予定でおります」とありました。うちの会員だと、さしずめ……。