『十四経絡腧穴弁解』
著者 寺尾隆純
国会図書館所蔵(141-210)
巻末によれば天明4年(1784)に成立
オリエントの臨床鍼灸古典全書の29巻
早稲田大学図書館 古典籍総合データベースを参照
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/ya09/ya09_00377/index.html
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*経穴および部位の俗名、和名
()は本文の割注
〔〕は参考までに、Web編集者が付したものである。
○は本文に記載されている経穴以外の部位名称などの筆頭に記された記号を表す。
右の数字はオリエントの臨床鍼灸古典全書のページを表す。
命門 俗呼、安養寺(所以名安養寺者本為安養寺之妙灸故也) 398
脊中 俗呼、中折(奈加於里誤又奈加於礼共云大椎与腰兪之正中也、故穴名亦謂脊中也) 400
身柱 和呼、千里計(千里計〔ちりけ〕者散気之謂也) 402
百会 俗名、野帰(灸法口訣訓、農加辺利〔のかえり〕) 411
顖会 俗名、踊子(訓、於度利古〔おどりこ〕) 412
水溝 俗云、鼻溝(波奈美曽)、又、小溝(古美曽) 416
曲骨 俗云、伊知能幾佐農於慈波津之仁津久 419
天突 ○結喉、俗名、仏骨(保登計保禰) 434
○俗名、骨仏(保禰保登計) 434
五里 ○大脈、俗名、千加羅古婦 457
承泣 ○下瞼 俗云、志太摩婦千 463
○上瞼 俗云、宇和摩婦千 464
地倉 按、地倉生瘡(俗呼、阿久知)、九州俗名、水瘡(美津加佐) 465
下関 ○落架風(俗云、阿古濃加幾加禰農婆津留々処也) 467
天枢 俗名、保曽加羅美 477
気衝 ○鼠鼬、俗名、伊奴、古登古呂農久里久利也 481
犢鼻 倭名、宇志濃波奈津羅〔うしのはなずら〕 484
三陰交 俗名、下三里、内三里 496
少府 ○労宮(即摩須加計須慈奈里) 510
曲垣 ○曲胛骨、俗名、雁金骨(加里加禰骨)、貝骨(加伊骨石州俗)又、加伊濃骨保禰 518
睛明 俗名、禰里阿奈、又、禰伊里阿奈 523
肺兪 俗名、浹膏肓、又三之兪、又三之肓 530
肝兪 俗名、九之兪、又九 532
按、肝脾二穴謂之「斜差」(須慈加辺)、出『鍼灸抜萃』矣、中華書以此二穴不見、名斜差者恐此名昉于日本歟 532
脾兪 俗名、十一、又十一兪(鬲肝脾三穴謂此七九十一) 533
委陽 膕中外廉約文頭(膝之比津加賀美濃曽登濃、横文濃加之羅仁登留奈利) 541
魄戸 俗名、広膏肓(鍼灸抜萃)、計无比幾〔けんぴき〕、宇千加多〔うちかた〕(伊賀) 544
承筋 ○腨腸(出甲乙経俗云、古武羅) 549
承山 俗名、佐波濃尾、宇保辺曽(伊賀)、久曽比里(京)、久曽辺利(大和) 550
申脈 外踝下同身寸五分(久留婦之濃於之波津之陥中) 552
湧泉 俗名、津知不摩津 558
然谷 ○然骨、俗名、宇千保禰 559
翳風 ○耳郭、俗名、耳太婦、耳之輪、耳曽々 592
頷厭 ○曲角、俗名、隅、又云、額角 599
○顳顬、古女加美〔こめかみ〕(非脳空之一名) 599
懸釐 曲角下顳顬下廉(小比太井濃端志農波辺幾和奈利) 600
肩井 肩正中直缺盆上(肩濃愚利々々慈太骨農間也按之劇痛) 606
肩井 倭名、太知加津義〔たちかつぎ=太刀かつぎ〕 607
太千加太〔たちかた=太刀かた〕(伊勢亀山) 607
京門 俗云、宇之呂之也宇茂无〔うしろしょうもん=後章門〕 610
大敦 ○三毛(俗云、奈々津計) 620
下腰 十八十九二十二十一、俗云、亀甲之穴也 628
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