2019年9月28日土曜日

『灸法の学理』木下和三郎 編、昭和10年(1935) 俗称灸穴、奇腧穴、地方名灸

『灸法の学理』

木下和三郎 編
 昭和10年(1935)

資料:
国会図書館の近代デジタルライブラリー
タイトル 灸法の学理
著者 木下和三郎 編
出版者 日本理科医学院出版部
出版年月日 昭和10
永続的識別子 info:ndljp/pid/1033261


●俗称灸穴

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1033261/127

○筋違(すじかい):
九兪・十一兪の内一穴ずつ、すじかいに点する。
肝の左を主るを以て九兪の肝部は左一穴を灸する。
脾は右を主るを以て十一兪の脾部は右一穴を灸する。

○うちかた:三椎の肺兪である。

○ひろこう:膏肓である。

○植木屋:益庵である。

○益庵:十椎の胆兪である。

○いのめ:腰眼である。

○腰眼:癸亥〔みずのとい、きがい〕である。『居家必用』曰、腰眼一名癸亥。

○安養寺:命門の穴である。督脈十四椎の節下にある。

○ほぞかえし:此も命門である。

○竹のりの穴:此もまた命門の穴である。外科精要などにいう騎竹馬とは別である。

○五十たけ:長強の穴である。

○ちりけ:身柱である。第三椎の節下にある。

○けんぴき:風門・膏肓の二穴である。あるいは風門を除けて肺兪に代えるもある。


●奇腧穴

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1033261/128

○袴腰 一名、五花また五処灸
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1033261/128

○四花患門六穴
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1033261/128

○諸瘡八処灸穴
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1033261/130

○中風灸法
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1033261/132

●地方名灸

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1033261/133
〔無量寺の灸などあり、略す〕

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