2018年1月24日水曜日

東京国立博物館

特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」
平成館 特別展示室  2018年1月16日(火) ~ 2018年3月11日(日)
101 国宝 医心方 巻一、巻九 2帖 平安時代・12世紀
巻一1/30~2/12 巻九2/14~3/11
102 国宝 黄帝内経太素 巻六 1巻 平安時代・仁安2年(1167)  2/14~
103 国宝 黄帝内経明堂 巻一 1巻 鎌倉時代・永仁4年(1296)  ~2/12

2018年1月6日土曜日

季刊内經 No.209 2017年冬号

季刊内経No.209を発行、発送しました。届いていない方は、事務局までご連絡ください。
過去号の索引を今回の最新号まで更新しましたので、そちらもご利用ください。


項目 題名 執筆者
209 02 巻頭言 遺されているもの 中野紀子
209 04 投稿翻訳 黄龍祥著『勉学堂鍼灸集成』考 荒川緑
209 35 合宿発表 『霊枢』九針十二原(冒頭部分)の極私的解釈 田中芳二
209 41 研究発表 『新板 東洋医学概論』の内容紹介と雑感(2) 岡田隆
209 58 連載 受講の折々③ 腰と腎臓 大八木剛夫
209 62 コラム 最近、肌で感じること 吉田和裕
209 68 末言 麻痺してます 神麹斎

2017年12月9日土曜日

2017年11月22日水曜日

毎年恒例!新年発表会

平成29年度新年発表会の詳細が決まりました。
平成30年1月7日(日)に北里大学で行います。
詳細は下記のページを見てください。
http://plaza.umin.ac.jp/daikei/event.html

今年も北里研究所附属東洋医学総合研究所との共催で行います。

懇親会の受付が12月14日(木)までなので、ご注意ください。


ちなみに、日本内経医学会単体の新年会は今年も翌日の1月8日(月・祝)に行われます。
その詳細も上記のページに有りますので、奮ってご参加ください。

2017年11月4日土曜日

新出土医学簡講演会のご案内

http://www.shutsudo.jp/20171209kouenkai-kyousai1-1.pdf

この度、中国中医科学院中国医史文献研究所より四名の研究者、成都文物考古研究所より一名の研究者をお迎えし、成都天回鎭老官山漢墓出土医簡に関す る最新の情報を盛り込んだ発表をして頂くこととなりました。
ご関心をお持ちの 方々多数お誘い合わせの上、是非ご参加下さい。

日時:2017年12月9日(土)午後1時~午後5時 場所:東京大学法文2号館215番教室
○使用言語 中国語(通訳あり)
○参加費 無料
○講演会終了後に懇親会あり

自傷

以前,自傷行為を古典では何というのか,というメールが回ってきた。
ここ(日本内経医学会ブログ)に一向に問い合わせが掲載されない。
たぶん,解決したのだろう。
自縊・自経・自殺・自尽・自財・自裁・自決・自屠・自投・投身・自水・自焚・自刎・自頸・自剄・自刃・自割・自宮・自刖・自刺・自害・自残・自誅・自傷・自賊・自損・自討・自敗・自伐・自笞・自射・・自責・自絶・自滅・自辱・自点・自縛
リスカ・アムカ・レグカはみつからなかった。

2017年11月1日水曜日

今月第二日曜日の日曜講座の会場変更について

運営の小宮山です。

内経誌、メール、前回の日曜講座にてお知らせしてあるとおり、今月の日曜講座は会場を変更して行われます。
詳細はこちらのページを参考にしていただければ良いのですが、およそ以下のとおりです。

日時:平成29年11月12日(日)(第二日曜日)
会場:本町区民会館(渋谷区)
※行き方の例を詳細ページに載せておきましたので、参考にしてください。

お間違えの無いように事前に調べてお越しください。

2017年10月28日土曜日

新日本古典籍総合データベース

http://kotenseki.nijl.ac.jp/

2017年10月17日火曜日

【医学古今】適材適所 『霊枢』からの引用

http://www.epochtimes.jp/2017/10/28935.html

2017年10月16日月曜日

黄龍祥『鍼灸経験方』考 2

  二、基本的な内容と学術的特徴

 『鍼灸経験方』の基本的な内容は大きく二つの部分からなり、前半部分は経脈腧穴の総論であり、後半部分は鍼灸証治である。これは『鍼灸資生経』『神応経』の形式と同じである。
 経絡〔ママ〕腧穴篇には、「訛穴」「五臓総属〔証〕」「一身所属臓腑経」「五臓六腑属病」「十二経抄穴」「鍼灸法」「別穴」「募原会穴」「井滎兪経合旁通」「折量法」の十篇がある。
 許任が穴を論じるのに、『銅人腧穴鍼灸図経』に依拠し、あわせて『鍼灸資生経』『十四経発揮』などの書を参考にしている。第一篇の「訛穴」は、『銅人腧穴鍼灸図経』に掲載されている六つの腧穴の取穴法が適切でなかったり、当時のひとの取穴の規範にのっとっていないところである。
 十二経抄穴〔原文「穴抄」。上文および享保本『鍼灸経験方』によりあらためる〕 『銅人腧穴鍼灸図経』に依拠し、『鍼灸資生経』を参照して、十四経穴の部位と刺灸法の内容を抄録する。
 別穴 『銅人腧穴鍼灸図経』に掲載されていないすべての穴を、許任はみな「別穴」類に入れている。この篇は『東医宝鑑』「別穴」篇を基礎として、増補されている。ただし『東医宝鑑』の原文を抄録するさい、ときに改編されているところがある。たとえば、
    膝眼四穴、在膝蓋骨下両傍陥中。主膝髕痠痛。
    血郄二穴、即百虫窠、在膝内廉上膝三寸陥中。主腎臓風瘡。(『東医宝鑑』別穴)
    膝眼二穴、一名百虫窠、又名血郄。在膝蓋下両傍陥中。主治腎臓風瘡及膝髕痠痛。(『鍼灸経験方』別穴)
 許任は『東医宝鑑』の「膝眼」と「血郄」の二穴をあわせて一穴にしているが、誤りである。
 折量法 『東医宝鑑』と『神応経』から収集している。
 鍼灸法 『鍼灸資生経』に類似するが、許任が序で述べている鍼法と異なる。
 五臓総属 『内経』の「病機十九条」から収録して改編したものからなる。
 一身所属臓腑経 「経脈分野」を論述している。内容は『類経図翼』に近い。
 その鍼灸証治の部分は、『神応経』『鍼灸資生経』『東医宝鑑』『奇効良方』『銅人腧穴鍼灸図経』『鍼灸大全』『医学入門』などの書を収録して基礎とし、それに許任本人の鍼灸臨床経験を溶け込ませたものである。
 許任は太医であり、鍼術に精通していて、「刺家之流推以為宗〔鍼術家の人々は敬服して宗師としていた〕」。許氏の経穴の選定は『銅人腧穴鍼灸図経』を本とし、あわせて「阿是穴」を重視し、折量取穴は『神応経』にしたがい、鍼法は『奇効良方』の方法を採用し、いずれも発展させた。灸法では「付缸灸」(現代の「刺絡抜缶法」に似る)使用を提唱した。『鍼灸経験方』には許任の論文数篇が収めてあり、一定の臨床的価値がある。
 注意が必要なことは、本書は「経験方」と名付けられているが、収録されている鍼灸処方すべてが編者である許任が臨床でためして効果のあった処方であるわけではない。そのうえ、この書は直接あるいは間接にいくつかの腧穴専門書にある腧穴証治を採用している。『鍼灸資生経』『神応経』『普済方』鍼灸門のもつ性質と同じで、厳格な意味での鍼灸処方ではない。
 この書は中国では広まらなかった。筆者の調査では、『鍼灸経験方』は清の太医院の蔵書目録以外、国内の私人および公共図書館にはみな所蔵がない。したがって中国の本や雑誌で『鍼灸経験方』の文を引用しているのは、みな清代の『勉学堂鍼灸集成』からの孫引である。