8) 国立国会図書館
● 国立国会図書館デジタルコレクション
国会図書館は、明治初期から1945年頃までの出版された図書がありますので、鍼灸関係でいえば「灸」で検索すると図書だけで852冊ヒットします。
古典籍資料(貴重書等)は71冊ありますが、こちらは江戸期の出版されたものです。
『東医宝鑑』(朝鮮・許浚)や『黄帝内経素問註証発微』『黄帝内経霊枢註証発微』(馬玄台)等も公開されています。
〈東医宝鑑で検索〉
〈内経で検索〉
〈聖済総録〉で検索
何と言っても明治、大正、昭和の鍼灸書は多数公開されていますから必見です。
柳谷素霊、辰井文隆、山崎良斎、玉森貞助、山本新梧、吉田弘道、松元四郎平、数え上げたら切りが無いですが、現在の日本鍼灸を作った先生達の著作、教科書がここにはあります。
参考までに書名、著者、リンクを挙げておきます。
『鍼灸医術の門』 柳谷素霊
『図解経穴学:並ニ取穴法詳説』 辰井文隆
『実験鍼灸病理学:一名・鍼灸治療学』辰井文隆
『図説鍼灸医学』 山崎良斎
『最新鍼灸医学教科書』(1~3) 山崎良斎
『鍼灸経穴医典』 玉森貞助
『鍼灸孔穴類聚 上巻』 松元四郎平
『日本鍼灸学教科書』 山本新梧
*28件あり、1件のみアドレス表記
『鍼灸萃要続篇:孔穴適用』 吉田弘道
古典籍資料には書誌情報はありますが目次項目がありません。
明治以降の図書にはことごとく目次があり、リンクされていて痒いところのに手が届くように作られています。
書名、人名だけでなく目次項目からも検索できますので、思わぬ資料を検索できることがあります。
例えば『狂言全集』(幸田露伴 校・博文館、1903)の目次に「針立雷」というのがあります。
雲から落ちてきた雷さんの腰痛を鍼師が鍼で治す話です。
キーワードとして「針立」という言葉を知っているかどうかで検索結果は大きく変わりますから、そこはテクニックです。
『中外医事新報』『日本医史学雑誌』をまとめて検索する
ここの「絞込検索」を使う
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