3)早稲田大学
●早稲田大学図書館古典籍総合データベース
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/
早稲田は医学書だけではありませんから、医学項目だけを一覧で見たい場合、検索語として「医学」を使うと797件出てきます。
調べたい文献を検索していて国会にも無い、京都・富士川にも無い時、そういう時に見つかることが多々あります。
『十四経発揮』だけでも9件出てきます。
『十四経発揮鈔』(谷村玄仙)、森立之旧蔵の朝鮮装『十四経発揮』があります。
ダウンロードして使えるように設定してありますから非常にありがたいWebサイトです。
ただ、他のWebサイトと違い、全体を閲覧したいとき、PDFファイルのダウンロード形式ですので、時間がかかり、サッと見たいという人は少しストレスかもしれません。
個人的には画像ファイルを次から次へとクリック一つで移動できればうれしいと感じています。
参考:『十四経発揮鈔』(谷村玄仙)
●国文学研究資料館・新日本古典籍総合データベース
⇒⇒⇒ https://kotenseki.nijl.ac.jp/
●富士川文庫
『十四経発揮鈔』を、国文研、京都富士川で探して無い場合、早稲田にあります。
検索の順序として、
というのが良いかと思います。4)国立公文書館デジタルアーカイブ
●内閣文庫
https://www.digital.archives.go.jp/
内閣文庫には江戸医学館、紅葉山文庫に旧蔵されていた貴重書が多数あります。
和書は908(延喜8年)~1945(昭和20年)、漢書は13世紀~20世紀までの貴重書があります。
目録だけで公開されていない本もありますが、国会、富士川、早稲田に無ければ、ここにアクセスしてみると公開貴重書に出会うことがあります。
『霊枢』の善本、明刊未詳本があります。公開されています。
参考までに『霊枢』、『脈経』、『万安方』、『頓医抄』の紹介をblogに載せてありますから、とちらを参照してみて下さい。
新刊黄帝内経霊枢 内閣文庫 300-0150 明・刊本
https://daikei.blogspot.com/2019/10/300-0150.html
新刊黄帝内経霊枢 内閣文庫 300-0161 明・刊本
https://daikei.blogspot.com/2019/10/300-0161.html
脈経 (晋)王叔和 内閣文庫 古今医統正脈全書
https://daikei.blogspot.com/2019/10/blog-post_22.html
万安方 梶原性全 内閣文庫 巻第54、57、58
https://daikei.blogspot.com/2019/10/4244.html
頓医抄 梶原性全 内閣文庫 巻第42~44
https://daikei.blogspot.com/2019/10/545758.html
5)宮内庁書陵部 書陵部所蔵資料目録・画像公開システム
https://shoryobu.kunaicho.go.jp/ここには経絡治療研究会が昭和49年に記念出版した明拓『銅人腧穴鍼灸図経』(宋・王惟一)があります。出版物では分からない部分まで詳細に見ることができます。
http://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100231700
6)国立博物館所蔵 国宝・重要文化財
http://www.emuseum.jp/ここには国宝『医心方』(半井家本)があります。必見です。
http://www.emuseum.jp/detail/100173/000/000?mode=simple&d_lang=ja&s_lang=ja&word=%E5%8C%BB%E5%BF%83%E6%96%B9&class=&title=&c_e=®ion=&era=¢ury=&cptype=&owner=&pos=1&num=1
〈巻二〉 鍼灸関係の明堂があります
http://www.emuseum.jp/detail/100173/002?word=%E5%8C%BB%E5%BF%83%E6%96%B9&d_lang=ja&s_lang=ja&class=&title=&c_e=®ion=&era=&cptype=&owner=&pos=1&num=1&mode=simple¢ury= |
7)東京国立博物館所蔵 デジタルライブラリー
https://webarchives.tnm.jp/dlib/検索語で「鍼灸」で2冊、「灸」で4冊、貴重書が出てきます。いろいろ検索語を変えて調べると面白い結果が出てきます。
・鍼灸要穴法[江戸末] 写
・鍼灸資生経 7巻(存2巻) [(宋)王執中撰]
・灸穴集 [江戸末] 写
・啓迪庵日用灸法 曲直瀬玄朔著 [江戸] 写
*キーワードで調べるときに、
「鍼灸」は、針灸、はりきゅう、やいと、などいくつかの使い分けをして調べないと出てこないことがあります。
一番簡単な文字として「灸」で検索すると、「鍼灸」も「針灸」も出てきます。
また「医」なども医学系の資料を出してくれますので覚えておくと良いと思います。
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