2011年3月27日日曜日

日本鍼灸文献序跋解読集を終えるにあたって

昨2010年より,この場を借りて日本鍼灸文献の序跋を連載してきました。

『臨床鍼灸古典全書』は,中国文献を中心にさらに続きますが,わたくしの日本鍼灸文献序跋解読はここでひとまず終えます。

読み返すと,別の訓みを思いつき,注釈の不備に気づくことも少なくありませんが,動かさないでおいて,後賢を俟ちます。

文字の判読では,二松学舎大学の町泉寿郎先生,北里大学東洋医学総合研究所の天野洋介先生から貴重なご意見をたまわりました。
ここにあらためて御礼を申し上げます。

小曽戸洋先生の『日本漢方典籍辞典』からは,多くの引用をさせていただきました。
ありがとうございます。

またInternet上から多くの知見を得ました。感謝します。

拙文が,日本鍼灸文献を読もうとする方々の負担軽減にいささかでも役立つなら,幸甚です。
    
                            菉竹 荒川 緑

1 件のコメント:

  1. せっかくの結晶、このままに放置しておくのも、もったいない。日本内経医学会として、出版物としてまとめたいと考えております。上梓のあかつきには、ご案内申し上げますので、お見逃しなく。

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