2016年10月7日金曜日

黄龍祥著『経脉理論還原与重構大綱』第17章

この章は,『季刊 内経』No.203(2016)に岡田隆先生が訳された「散佚扁鵲医籍の識別・収集・連結」(の原文)とほとんど同文ですので,こちらを参照して下さい。

最近,臺灣・中央研究院の李建民先生からいただいた論文「作為方法的中醫出土文物」(方法としての中医出土文物/掲載誌未詳)では,「扁鵲醫學不因最近幾年新出土的醫書又重新發現」(扁鵲医学で最近出土した医書ではなくまた新たに見出されたもの)の引用文献として,『季刊 内経』岡田訳があげられていました。他の箇所では,本書『經脈理論還原與重構大綱』が引用されているのにもかかわらず。
考えられる理由としては,
この章のもととなった雑誌掲載文より,岡田訳を先に読んで原稿を書いた,
あるいは日本人も読者対象とするので,日本語訳の存在を知らせようとした,
からでしょうか。

ともかくこれにて,本書のメモ的翻訳,終了します。

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