2025年9月12日金曜日

『歷代名醫蒙求』069-2

     仲景方杜度不知何許人仲景弟子也識

    見弘敏噐宇深重淡於驕矜尚於救濟服

    事仲景多獲禁方遂爲名醫當時稱爲

    上手焉

    

    【訓み下し】069-2

    『仲景方』:杜度,何許(いずこ)の人かを知らず。仲景の弟子なり。識見弘敏にして器宇深重,驕矜に淡く,救濟を尚(たっと)ぶ。仲景に服事して,多く禁方を獲たり。遂に名醫と爲り,當時稱して上手と爲す。

    

  【注釋】069-2

 ○仲景方:069-1を参照。 ○杜度:東漢醫生。其里居欠詳。為名醫張仲景之弟子,器宇深重,獲其師之傳,亦成名醫,人稱上手。 ○不知何許人:不知道是那裡的人。 ○弟子:學生、門徒。也用為學生、門徒的自稱。 ○識見:見解;見識。 ○弘敏:曠達敏捷。 ○噐宇:度量;胸懷。胸襟、氣度。/噐:「器」の異体字。 ○深重:深厚。深廣。 ○淡:不熱心。淺、不深。 ○驕矜:傲慢、自大。驕傲自負。 ○尚:尊崇、仰慕。 ○救濟:用金錢或物資幫助生活困難的人。 ○服事:臣服聽命。猶服侍。 ○禁方:祕密的醫方。珍秘的藥方或其他配方。 ○遂:終究、竟然。就、於是。 ○名醫: 著名的醫生。有名的醫生。 ○當時:指過去發生某件事情的時候;昔時。指當時的人們。 ○稱:讚頌、讚譽。叫、叫做。 ○上手:高手。好手。 

     ○『醫說』卷一・三皇歷代名醫・杜度:「杜度,不知何許人也。仲景弟子,識見宏敏,器宇沖深,淡於驕矜,尚於救濟,事仲景多獲禁方,遂為名醫(出『仲景方』)」。

    

識典古籍*******************************************************

仲景方杜度,不知何許人,仲景弟子也。

    【AI譯文】

张仲景的弟子杜度,不知道是什么地方的人。

    【AI 1】

    【AI 2】

識見弘敏,器宇深重,淡於驕矜,尚於救濟,服事仲景,多獲禁方,遂爲名醫,當時稱爲上手焉。

    【AI譯文】

他见识高远敏锐,器量深沉稳重,从不骄傲自满,一心救死扶伤,他师从张仲景,得到了很多秘方,最终成为了名医,当时的人都称他为高手。

    【AI 1】張仲景の弟子である杜度は、出身地不詳の人物であった。彼は見識が高く鋭敏であり、器量も深く落ち着いていた。決して傲慢にならず、ひたすら病に苦しむ人々を救うことに尽力した。彼は張仲景に師事し、多くの秘伝を習得した結果、名医となった。当時の人々は彼を「名手」と称えた。

    【AI 2】張仲景の弟子である杜度は、どこの出身かは不明である。彼は見識が高く、鋭敏で、器量が深く、安定しており、決して傲慢に自満することはなかった。彼は一心に死を救い、傷を癒すことに専念した。張仲景に師事し、多くの秘方を学び、最終的には名医となった。当時の人々は彼を高手(高名な医師)と呼んでいた。

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