2017年9月15日金曜日

仮名読十四経治方 〔翻字〕37

十四 膝脚(シツギャク/ひざあし)門
○足の内外(うちそと)の踝(くるぶ)し紅(あか)く腫(はれ)て日(ひ)久しく、膿(うま)ず、微(すこ)しく痛(いたみ)て座しがたきには、騎竹穴に灸七壮(ひ)。若(もし)愈(いえ)ざれは、更に灸すべし。
○足(あ)脚(し)輒ち転筋(こぶるがえ)りして、痛(いたみ)忍(しの)びがたきには、承山
下十二オモテ
に灸三十一壮。若し内(うち)らの筋攣(すちつる)には、内(うち)踝(くるぶ)しの尖りに七壮。外(ほか)の筋(すぢ)急(つる)には、外(そと)踝(くるぶ)しの尖(とが)りに七壮。妙とす。
〔・こぶるがえり:「る」は「ら」のあやまりか。こむらがえり。腓(こむら・こぶら)=ふくらはぎ。〕

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