2017年9月16日土曜日

仮名読十四経治方 〔翻字〕38

十五 手臂(シュヒ/てひぢ)門
両手倶に大(おおい)に熱して火(ひ)の中(うち)に在(ある)ごときには、湧泉に灸五壮。立どころに効あり。
○左(ひだ)りの手足倶に何(なに)となく倦(だる)く力なきには、神闕に百壮。如(も)しそれにて愈ざれは、五百壮を灸すべし。
○手の五指倶に屈(かが)んで伸(のび)ざるには、曲池・合谷・中脘に針(はり)すへし。伸(のび)て屈(かがま)ざるによし。
〔『鍼灸經驗方』手臂・手五指不能屈伸:「曲池・下三里・外關・支溝・合谷・中脘鍼。絶骨・中渚、手大指内廉第一節横紋頭一壯」。〕

0 件のコメント:

コメントを投稿