2021年7月18日日曜日

解讀『醫家千字文註』025

 025 以草爲衆聚藥有諸(魚韻・平) 13 https://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100253551/viewer/13

以草為衆、聚藥有諸。

(本草釋曰、藥之衆者、莫過於草、故舉衆者而言之本草、)


  【訓み下し】

以草為衆、聚藥有諸。(草を以て衆と為し、藥を聚めて諸(これ)有り。)

本草の釋に曰わく、「藥の衆(おお)き者は、草に過ぐるは莫し。故に衆を舉ぐる者、而(すなわ)ち之を本草と言う」。


  【注釋】

  ○衆:台湾の繁体字は「眾」。許多:與寡相對。 ○聚:集合、會合。堆積、蓄積。 ○諸:他、之。

 ○本草釋:書名なのかも知れないが、不詳。『医家千字文註』にあらわれるのはここのみで、他の箇所には見えない。/(なぜ医薬品〔が書いてある書〕を)「本草」と呼ぶのか説明すると。

 ○本草:《神農本草經》的省稱,古代著名藥書。因所記各藥以草類為多,故稱《本草》。《本草》之名始見於《漢書‧平帝紀》,而《漢書‧藝文志》未見著錄。至南朝梁阮孝緒《七錄》始著錄《神農本草經》,共收藥三百六十五種;陶弘景又增三百六十五種,為《名醫別錄》。唐顯慶中蘇恭、長孫無忌等修定《本草》,又增藥一百十四種,為《唐本草》。宋嘉祐中掌禹錫等復增藥八十二種,為《嘉祐補注本草》;政和中曹孝忠等修定為《政和重修經史證類本草》。至明,李時珍薈萃眾說,考訂謬誤,刪繁補闕,著《本草綱目》五十二卷,收載藥物一千八百九十二種,藥方一萬一千餘首,為《本草》總結性的巨著。《神農本草經》原書已佚,有清孫星衍輯本。

 ○『神農本草經』:「藥物以草為本」、「藥之眾者、藥物以草為本」。

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