101 整息午畢頥志中譚(覃韻・平) 37
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整息午畢、頥志中譚。
(道家養身服氣法、平旦端坐嗽口一百廿過、使口清唾如白玉之色、舉舌而上、鼻中納取清氣、口中吐出濁氣、如是一百廿過即停、向王時作法、従卯至午、名曰王時服氣之法、)
【訓み下し】
整息午畢、頥志中譚。(息を整えて午(ひる)に畢(お)わり、志を頤(やしな)い中に譚(ゆる)やか。)
道家の身を養い氣を服する法は、平旦に端坐して口を嗽(すす)ぐこと一百廿過(かい)、口をして清く唾 白玉の色の如くせしむ。舌を舉げて上げ、鼻中に清らかな氣を納め取り、口中より濁れる氣を吐き出だす。是(か)くの如きこと一百廿過(かい)して即ち停(や)む。王(さかん)なる時に向かいて法を作(な)し、卯從り午に至る。名づけて王時服氣の法と曰う。
【注釋】
○頥:「頤」の異体字。養。 ○譚:安而放縱的樣子。
○道家:煉丹服藥、修道求仙之士。 ○養身:保養身體。 ○服氣:吐納。道家養生延年之術。一種道家修養的方法。/又稱「食氣」,「行氣」。指呼吸吐納鍛煉。以呼吸為主。語見稽康《養生論》:「呼吸吐納,服氣養身」。就是說在呼吸吐納中吸納天地精炁,叫做服氣,可以此行氣煉養身體。 ○平旦:天亮的時候。古人根據天色把夜半以後分為雞鳴、昧旦、平旦三階段;昧旦指天將亮而未亮的時間,平旦指天亮的時間。清晨;平明[dawn]。 ○端坐:端正身體而坐。 ○嗽:用水漱口。通「漱」。 ○廿:二十。 ○過:量詞。計算動作次數的單位。 ○唾:口水、口液。口腔裡的消化液。 ○白玉:白色的玉。亦指白璧。 ○清氣:天空中清明之氣。 ○濁氣:混濁不清之氣。 ○停:中止 [stop;cease;halt]。 ○王時:謂旺盛之時。 ○作法:做法。術者施行法術。施展法術。 ○従卯至午:朝の六時ぐらいから正午ごろまで。
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