名醫録任道患瘡有醫者王通以一異
散子用雞子清調傅其瘡得愈任道求
其方通曰止用雪玄一味(詳見上郝老明方)
【訓み下し】090-2
『名醫錄』:任道 瘡を患う。醫者の王通有り,一つの異(い)なる散子を以て,雞子清を用いて調し,其の瘡に傅(ぬ)って愈ゆるを得たり。任道 其の方を求む。通曰わく,「止(た)だ雪玄の一味を用いるのみ」(詳しくは上の郝老明方に見ゆ)。
【注釋】090-2
○名醫録:008を参照。以下は,086-1を参照。 ○瘡:皮膚或黏膜上的潰瘍。 ○王通:宋代醫生。生平履貫欠詳,嘗以雞子清調一異散救活儒士任道久治不愈之腿上無名腫毒,名噪一時。 ○一異散:藥品,主治魚臍疔瘡如黑豆色者。 ○散子:散藥。 ○雞子清:雉科雉屬動物家雞的卵,具有滋陰潤燥、養血安胎的功效。/雞子:雞蛋。雞雛。雞的俗稱。/清:水或其他液體、氣體純凈透明,沒有混雜的東西,與“濁”相對。 ○調:混合、配合。 ○傅:擦抹、塗抹。 ○郝老明方:086-1。
○『太平聖惠方』卷第六十四・治魚臍丁瘡諸方:治魚臍丁瘡如黑豆色者。以大針刺瘡四邊。兼中央。後宜此方。臘月豬頭(一枚燒灰)右搗細羅為散。以雞子清調令勻。敷瘡上。日三易之。
○『本草綱目』卷五十・豭豬肉・臘豬頭:燒灰,治魚臍瘡。【發明】時珍曰:按『名醫錄』云:學究任道病體瘡腫黑,狀狹而長。北醫王通曰:此魚臍瘡也。一因風毒蘊結,二因氣血凝滯,三因誤食人汗而然。乃以一異散敷之,日數易而愈。懇求其方。曰:但雪玄一味耳。任遍訪四方無知之者。有名醫郝允曰:『聖惠方』治此,用臘豬頭燒灰,雞卵白調敷,即此也。又『圖纂』云:五月戊辰日,以豬頭祀灶,所求如意;以臘豬耳懸梁上,令人豐足,此亦厭禳之物也。
識典古籍*******************************************************
名醫錄:任道患瘡,有醫者王通以一異散子用雞子清調傅,其瘡得愈。
【AI譯文】
『名医录』记载:任道生了疮,有个名叫王通的医生用一异散子,用鸡蛋清调拌后外敷,他的疮就痊愈了。
【AI 1】『名医録』によると、任道は腫れ物を患い、王通という医師が「異散子」という薬を処方した。それを鶏卵の白身で調合し、患部に外用すると、腫れ物は完治した。
【AI 2】『名医録』に記されている:任道は疮を患っていた。ある名医、王通という人物が、一種類の薬を使い、鶏卵の卵白で調合して外用したところ、その疮は治癒した。
任道求其方,通曰:止用雪玄一味。
【AI譯文】
任道向他求药方,王通说:‘只使用雪玄这一种。’
【AI 1】任道は王通に薬の処方を求めると、王通は「ただ雪玄のみを使用する」と答えた。
【AI 2】任道が薬の処方を求めると、王通はこう言った。「雪玄だけを使えば良い。」
0 件のコメント:
コメントを投稿