2021年8月8日日曜日

解讀『醫家千字文註』045

 045 遇犀濯角活鴆戮鱗(真韻・平) 20

https://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100253551/viewer/20

遇犀濯角、活鴆戮鱗。

(太平廣記曰、鴆鳥食之處、即有犀牛、犀牛不濯角、其水物食之必死、)


  【訓み下し】

遇犀濯角、活鴆戮鱗。(犀の角を濯(あら)うに遇い、鴆を活かし鱗(うお)を戮(ころ)す。)

『太平廣記』に曰わく、「鴆鳥〔水を〕食(は)むの處、即(も)し犀牛有らば、犀牛は角を濯わず。其の水物 之を食らえば必ず死す」。


  【注釋】

○犀:動物名。脊椎動物門哺乳綱奇蹄目。體型碩大,外形似牛。頭略成三角形,頸短。鼻上有一或二個角,可入藥,亦可作武器。四肢粗大,每蹄有三趾。皮粗而厚,色微黑,全身幾乎無毛。以草、樹葉、嫩枝為食,產於亞洲與非洲的熱帶森林。 ○鴆:一種毒鳥。雄的稱為「運日」,雌的稱為「陰諧」,喜食蛇蝮。其羽毛紫綠色,有劇毒,泡酒後可以毒死人。 ○戮:刑殺。 ○鱗:魚類或爬蟲類等身體表面所密覆的角質或骨質的薄片組織,具有保護身體的作用。魚類的總稱。

 ○太平廣記曰:『太平廣記』醫三・冶葛鴆:「冶葛食之立死。有冶葛處,即有白藤花,能解冶葛毒。鴆鳥食水〔喝水。指在水中生活。〕之處,即有犀牛,犀牛不濯角其水,物食之必死。為鴆食蛇之故。出《朝野僉載》」。

 ★唐・張鷟『朝野僉載』卷一:「冶葛食之立死。有冶葛處即有白藤花,能解冶葛毒。鴆鳥食水之處,即有犀牛,不濯角。其水物食之必死,為鴆食蛇之故」。

 ○鴆鳥食:『太平廣記』に「水」あり。鴆鳥が水を飲む(生活する)。 ○即:若、假使。便、就。近、靠近、投向。ひとまず連詞(假若 [if])として解する。「そばに、近くに」かもしれない。 ○犀牛:犀的俗稱。其狀如水牛,故稱。動物名。哺乳綱奇蹄目。身體笨拙,形狀似牛,頭略成三角形,頸短,鼻上有一或二個角,四肢粗大,每蹄有三趾,皮粗而厚,微黑色,全身幾乎無毛。角可入藥,亦可作武器。以草、樹葉、嫩枝為食。產於亞洲與非洲的熱帶。【犀牛角】犀牛的角。生於鼻的上方,由角質構成,質地堅硬,中醫以為具有強心、解熱、去毒、止血等藥效。 ○水物:水中生物;水產。 ○食之必死:「犀牛不濯角其水,物食之必死(角を其の水に濯わず)」と句切ることも可能かと思うが、「鱗」に対応させるには、「水物」を切り離すことはできない。「之」とは、鴆鳥であろう。


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