063 呼吸暢喉飲食通咽(先韻・平) 26
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呼吸暢喉、飲食通咽。
(明堂經楊上善注曰、喉通氣之路也、存真圖曰、喉嚨喘息之道、其中空長、可以通氣、 明堂經楊上善注曰、咽者通飲食也、八十一難經曰、咽門至胃、長一尺六寸、為胃之系也、)
【訓み下し】
呼吸暢喉、飲食通咽。(呼吸は喉を暢(とお)り、飲食は咽を通る。)
『明堂經』の楊上善の注に曰わく、「喉は氣を通す(の)路なり」。
『存真圖』に曰わく、「喉嚨は喘息(こきゅう)の道、其の中 空にして長く、以て氣を通す可し」。
『明堂經』の楊上善の注に曰わく、「咽は、飲みもの食べものを通すなり」。
『八十一難經』に曰わく、「咽門より胃に至るまで、長さ一尺六寸。〔楊注:咽は〕胃の系為(た)り」。
【注釋】
○呼吸:呼氣和吸氣,是生物機體和外界進行氣體交換的活動。/生物體與外界環境進行氣體交換的過程,吸入氧,呼出二氧化碳。英文為respiration。 ○暢:使流通。通達、沒有阻礙。 ○喉:指咽頭以下,氣管以上的部分。由甲狀軟骨、會厭軟骨、環狀軟骨等構成。為呼吸器官的一部分,內有聲帶,具發音功能。也稱為「喉頭」。 ○飲食:食物、飲料之類的東西。 ○咽:『說文解字』「嗌也」。『說文解字注』「嗌也。咽者、因也。言食因於是以上下也」。
○明堂經楊上善注:『黃帝內經明堂』卷一:「中府者……喉痺」。楊上善注:「咽者、通飲食也。喉者、通氣路也」。
○存真圖曰:出所未詳。 ○喉嚨:咽喉的俗稱。籠統〔おおまかに〕指咽喉部。 ○喘息:呼吸。《素問‧陰陽應象大論》:「視喘息,聽音聲,而知所苦」。
○明堂經楊上善注:上文を参照。
○八十一難經曰:『難經集注』四十二難:「咽門重十兩、廣二寸半、至胃長一尺六寸」。楊玄操曰:「咽、嚥也、言可以嚥物也。又謂之嗌、言氣之流通阨要之處也。咽爲胃之系也」。
○咽門:位於口腔深處,狀如橫裂之溝。上為軟口蓋,兩側為弓狀皺褶,下為舌根。 ○系:懸繫。「繫」に通ず。
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